海外大学進学に至るまで ① -背景- 旅が価値観を変えた

今回は前回の自己紹介の記事で書かせてて頂いた私が海外大学に進学したことについて私自身の背景を自己紹介の続きという形で紹介させていただければと思います。個人的な内容のブログになりますが似たような境遇の方にとって少しでも参考になることができればと思います！

まずはじめに、私の海外大学進学を含め海外に対する思いを究極に強めたのは ある“一人旅” でした。そして現在私は大学でその人生を変えてくれた“旅”について観光学という分野を通じて学んでいます。また自分がそうであったように、旅、または観光、ホスピタリティ産業関連を通じて多くの方々がそれぞれの人生において大小問わず新しい一歩を踏み出すシーン、もしくはそのきっかけをサポートすることが今の僕の一つの夢になっています。

これまで海外というものを高校時代の修学旅行以外で経験したことがなかった自分ですがこの旅をきっかけに大きく自分の価値観や考え方、物事に対する評価基準が変わり、世界に目を向ける大きなきっかけになりました。

近年ネットフリックスやアマゾンプライムなどの動画配信サービスの需要が高まりそれらを通じて海外のシリーズや映画に触れる機会は以前比べてかなり増したのではないかと思います。

またYouTubeやTikTok, InstagramなどのSNS媒体を通して海外生活を発信するインフルエンサーの方々もかなり増えているように思います。

私もその視聴者の1人です笑

ミネルバ大学のyuzzyさんや、現在フロリダに在住されているHarukiはるきさんは僕もサブスクライブをしていていつも楽しませてもらっています。 おすすめです！

こうした昨今の環境から海外を意識する、海外に画面を通じて触れる機会が日常の中で少しずつ増え、いざ留学に興味を持たれた方や海外の大学に進学したい！と思われた方も多いのではないかと思います。

そこで海外の大学について調べてみると、たくさんの情報が錯綜しており実際はどんな感じなの！？どういった人が海外へ語学留学をしているのか、また自分にも海外の大学進学できるのか、などと気になる方も多いと思います。そんな疑問も当ブログの中で徐々にお話しできればと思っています。

今後ブログで発信するにあたって、実際に短期の語学留学を経験しその後海外大学に進学した私は一体どのようなタイプの人間でなぜ海外に行こうと思ったのかなどお話しできればと思います。

自身について

私自身実際に海外大学に進学したと言うと、家がお金持ちなんじゃないか？帰国子女ですか？であったり、もしくはインターナショナルスクール出身ですか？などと聞かれることが数多くありますが、私はハーフでもなく、小学校から高校まで日本の公立学校に通ったごく一般的な日本人学生です。ましてや多くの人と同じように高校卒業後は国内の大学に進み就職する。そう考えていました。そして僕は特段お金持ちの家庭に生まれた訳でもなく、親から何百万何千万と留学に用意してもらっていたわけではありません。むしろ高校を卒業したらそれ以降の大学費ややりたい事にかかる費用は自分で稼いで払ってね。というような感じでした。

つまり私は日本人の両親の元に生まれ、日本育ちでありながら特別お金持ちでもない一般的な学生です。両親の海外留学経験ももちろんありません。

家族での海外旅行経験ももちろんなく、はじめての海外は高校2年生まで経験したことが無く、当時修学旅行でオーストラリアに1週間ほど滞在したのが私の初めての海外経験でした。

そんな私がなぜ海外大学に進学する事になったのか、どうやってオーストラリアの大学の入学要件を満たしたのか、そして気になる費用についてもこちらのKISSUIブログを通して赤裸々に答えていきたいと思います

私はあまり費用について友人に詳しく話したことがありません。やっぱりお金の事となると話したくない人や恥ずかしさから本当の細かいところの事情を隠される方などが多いと思います。

とはいえ友達同士で学費の費用の事ってあまり話題に上がりません。というのも親が払うのが前提ですので、わざわざどうやって工面している〜なんて会話はしませんよね。

しかし今回は私自身ブログを始めた理由として今現在海外に興味がある方や、海外大学に入学したいけど具体的なプロセスが掴めない方、また私のような背景を持った方や似たような方に向けて是非少しでも参考になればという思いがありますので発信させていただきます

少し話が変わりますが、

つい最近スタンフォード大学に合格された方がご自身の著書を出版して話題になりました。どうやらアマゾンのReviewで批判コメントが殺到したようで、ご本人はTwitterを削除するなどかなり追い込まれてしまったようです。批判の内容は本当は彼女の家庭がお金持ちで、挑戦できる環境が整っていた事、都合の良い書き方でブランディングし盛り上げるところで盛り上げ、マイナスになりそうな余計なことは書いていない…などと批判され話題になっていました。

私自身、該当の本を読んだわけではないので何もコメントすることはありませんが、

私は彼女がお金持ちであったろうがなかろうがスタンフォード大学に合格されたこと、合格までのプロセス、在学中の学生生活での実績は本人の努力の賜物以外の何物でもないと思っております。人それぞれ目的があり、夢を達成するために成し遂げ、実現した事に対して周りの方が自分の評価基準で誹謗中傷をしたり批判したりするのはいかなる理由であれやってはいけませんね…。

スタンフォード…憧れますよね！

それはさておき、早速いきましょう！

私自身について

私は先ほども紹介させていただいた通りごく普通のどこにでもいる学生だと思っていただければと思います。とはいえ、それこそ評価基準は人それぞれですので私の感覚では一般的な日本国民の多くが分類されるであろう階層の人間だと認識しております。

幼少期

私が海外に興味を持ったのは小学生の時でした。なぜか海外の国旗を見ることが大好きで本屋さんで地理のワークをねだって買ってもらい、世界の地形に関する事や国とその首都を丸暗記するほどでした。また当時から日テレの世界の果てまでイッテQにハマっており見るテレビ番組といえば世界の果てまでイッテQ、世界丸見え、世界仰天ニュース、せかいくらべてみたら、などとにかく“世界”がつくテレビ番組を網羅しておりました。

ただ当時家族で海外旅行などは経験したことがなく、テレビ番組越しにずっと海外に行く事に強く憧れておりました。

中学時代

中学校に入り私はとにかく荒れました。中学校入学とほぼ同時に思春期に突入し中学3年生までの間ほぼフルで思春期でした。毎日のように学校から親に電話が行き、とにかく親に迷惑をかけた3年間でした。小学校からサッカーをやっており中学校でもサッカー部に所属してました。しかし先輩もなかなか素行が悪く練習中にタバコを吸っていたり、何か先輩の機嫌が悪くなると呼び出されたりとそんな部活でした。私自身喫煙など法律を犯すことは一切しておりませんが当時指導にあたってくださった先生方や迷惑をかけた同級生には改めて謝罪したく思います。

当時からサッカーは大好きで下級生時から試合に出るなど良い思いをさせていただきました。お正月になると高校サッカー選手権を見に行ったりしていていました。とはいえ、私たち自体は県大会にも出れないような弱小チームでした。

勉強についてですが中学生だった当時から“日本のなるべく良い大学に進学”というものをかなり意識しており、良い大学に入る為になるべく偏差値の高い高校に入らなければ！という焦燥感もあり、遅刻などはかなりしたものの、学校の成績だけは気にしていました。そういったことから学校の成績はかなりいい成績を取っていました。成績が落ちると親に携帯を取り上げられるというルールもあり良い成績を取るのが絶対でした。

好きな教科は社会と英語でした。発音や成績など関係なしに英語そのものが好きでした。反対に数学が大嫌いで数学については中1の1学期から理解ができなくなりそれから高校卒業まで平均点以上は取ったことがありませんでした。根っからの文系ですね。

*オーストラリアの大学に進学する際に数学が必要となり地獄でした。笑笑

高校時代

そして荒れた中学時代を終え、高校は地元から少し離れたある程度サッカーで有名な高校に進学しました。

志望理由は単純にサッカーでの冬の高校サッカー選手権への憧れ、偏差値６０以上(良い大学に入るための条件を勝手に自分で設定)、そして海外に行って見たいので海外への修学旅行があるという3つの理由で選びました。また私は兄弟がおり兄が私立へ行っていたので両親の学費の負担を考慮し、公立高校に絶対合格しなくてはという自分の中で暗黙の条件がありました。

実力はという中3当時の偏差値は50未満でした。

受験寸前の模試での偏差値は54。第一志望の偏差値は61-2ほどありましたので偏差値はかなり足りませんでした。当時かなりやんちゃをしていたので中学校の先生にも軽く笑われ、塾の先生にも志望校を変えるべきと何度も言われましたが結局そのまま受験をし第一志望の学校に見事合格することができました。当時から反骨心魂は持っていたように思います。

高校入学後はひたすらサッカーに明け暮れました。上記でお話ししたような弱小チームから県内では強豪校と言われような大所帯のチームに入ったものですから、かなり苦労しました。

私の青春の全てがここにあるといっても過言ではありません。

自分の人格形成や軸がここでの3年間で完成しました。

厳しい競争環境、理不尽への耐性、やり抜く力(GRIT力)など今の私の長所のほとんどはこの時期に磨かれました。ひねくれた自分の軸をまっすぐにしてくれた監督には感謝しかありません。

そんな部活の中で面白い話などは山ほどでき、人生のネタがたくさんできました。機会があれば別のブログで発信することができればと思います。

高校卒業後の進路

大学入学、そしてあっという間の退学という私の人生の転機を迎えます。

私の在学していた高校は一応自称進学校と呼ばれており大半90%以上は4年制大学に進学していました。

そう言った環境から入学当初から卒業後は日本の大学に進むという考えしか私の頭の中にはあリませんでした。　　　

その後高校3年生の春頃に行われた三者面談まで卒業後の進路については全く真剣に考えたことはありませんでした。とりあえず周りと同じように大学受験をし、なるべくいい大学に入り卒業後はなるべくいい会社に入れればいいかな。とそんなような事しか頭にありませんでした。多くの人がそうであるように私も小さい頃から、より評価の高い四年制大学への進学が周りの評価を含め、立派な社会人になるための近道であると自然と頭に植え付けられていたのです。

高校サッカーに熱中していた僕がようやく受験勉強を本格的に始めることができたのは高校3年生の11月の末ごろでした。

周りの同級生がもう受験勉強も最後の詰めにとりかかろうという中、私は1日12時間ほどを費やし追い上げ始めました。毎朝ロボットのように起き、まるで上から何かにつままれているかのように机に向かいました。しかしそれらの日々が当然報われることはなく、センター試験を含めほぼ全ての大学に落ちました。

そんな中、自分の中で滑り止めという位置付けで家から1番近い事を理由に受験をした大学に唯一合格することができました。浪人するか入学するか。先程述べたように高校卒業後学費は自分で払うことになっていた私は相当悩んだ末その大学に入学することを決意しました。浪人も自費と言われていたこともあり、当時の私は浪人の結果が決して保証されない1年間とそれに関連して伴うであろう借金や時間など様々なリスクを取ることができませんでした。学部は法学部でした。法律には全く興味がなかったのですがオンライン出願でぽちぽち押していた先が法学部だったのです。ポジティブに考えることが得意な私は、こうなったからには弁護士になってやると大きな目標を立て4年間の大学生活に身を投じることを決意しました。

卒業後の４月

受験の失敗からあまり気の乗らない入学式でしたが、入学式で高校のサッカー部の仲間や中学校の親友と再会しほんの少し大学生活に胸を膨らませました。

4月は大学にとって新歓と言われる各サークルや部活動が新入生を勧誘する為に行われる新入生歓迎会が盛んに行われる時期でした。サッカーは続けないと決めていたので友達を作る為にいくつか参加しようと決めていました。しかしながら、早くもここが私が大学をやめたいと思う先駆けになりました。新歓で、今までサッカーしかしてこなかった高校生活からは想像もできないような場所に遭遇することになります。未成年であると知っているにもかかわらず、新入生に酒を飲ませる上級生。ひたすらコールをして馬鹿みたいにはしゃぐ彼らの姿を見て大学生とは何か、自分は何をしているのかと疑問を抱きました。大学というのは通常学問を学ぶ場所であります。もちろん学問に対する勉強だけが彼らの大学生活の全てではないのは承知しています。さらに授業の蓋をあけると、教授が自分の本を買わせて単位をもらうという形が多くの授業でとられていることに気がつきました。周りの生徒もそれを簡単に単位の取れる科目(通称楽単)と呼びその授業を好んでとっては授業に参加せず、サークルの仲間などと遊んだり酒を飲んだりというのが当たり前のようになっていましたた。自分は奨学金を借りて大学に通っていたので、お金をはらって人生の夏休みを買い、また学歴を買うのかとすごく悔しい気持ちになりましたた。当時、入学前に将来やりたいこともなく、在学中に見つけようという思いで大学受験をし、いざ受験に失敗し弁護士を目指そうと入学を決意した大学も5月になる頃にはどちらの思いも消え去りいつしか大学を辞めたいという思いが徐々に固くなってきていました。

人生の転機

迎えた大学一年生初めての学期末、最大の人生の転機が訪れることになります。期末テスト最終日前日いつものように大学やめたいなあと思いながら図書館で勉強していた時のことでした、一冊の本が目に止まったのです。それは　”地球の歩き方“

地球の歩き方は海外の観光地やグルメなどの最新情報を国ごとにまとめられた海外旅行ガイドブックです。初めて海外に行く方や、限られた時間で観光地を巡りたい方、もちろんそのほか旅行好きな方にもオススメです！

突然の思いつきで、テスト期末後に旅に出ようと思いついたのです。思いついてからの行動力は凄まじく地球の歩き方を手に取ってから目的地決定、出発まで要したのはたったの3日間でした。

たくさんの国の本を手に取った中で僕が最終的に決めた目的地はイタリアでした。ミラノから入国し各都市をめぐり南下していくルートに決めました。すぐさまアルバイト先に、２週間分のシフトをキャンセルしてもらい飛び立ちました。当時のバイト先には本当に感謝ですね。

そしてこの旅の経験が僕の価値観を180度変えました。

当時イタリア語どころか英語もまともに話せない状態で、ミラノにたどり着き記念すべき一人旅をスタートさせました。事前にブッキングしたのは最後の晩餐の入場チケットと到着後のホテルのみと初めての一人旅にしてはかなり冒険的な旅でした。先ほどの地球の歩き方を書店で購入しておりましたので

前日に行きたいところを決め当日にホテルを取るというような10日間でした。

世界で一番世界遺産の登録数が多いイタリアというところもありその景色や建築物に圧倒されました。まさに幼い頃から見ていたテレビ番組の世界でした。

少し大袈裟ですが、何も知らない18歳の少年がいきなり言葉も通じない別世界に飛び込み1人で物事を解決しなければならない。

多少の不安はありましたが興奮や楽しみの方が強かったことを覚えています。

とにかく言語がわからないものですから何をするにも誰かに聞かなければなりませんでした。スマホもありましたが、なるべく人に話しかけてみようと決めていました。なるべく多くの人と関わることもこの旅のやりたいことの一つでした。

通りすがりのお婆ちゃんにボディランゲージで道を聞いたり、売店のおじさんにバス停を聞きに行ったり、まさにイッテQの出川イングリッシュそのまんまでした。

旅中は、様々なアクシデントに遭遇し、足のない物乞いに追われたり、カードが止まり現金もなく田舎で立ち往生したり、困った果てに人生で初めて大使館に行ったり、勝手に腕にミサンガをつけてきた黒人のミサンガ売りと喧嘩したり、バスの乗車方法がわからず無賃で乗車してしまったり、、、

このアクシデントやうまくいかなかった経験が僕の価値観を徐々に変えていきました。

失敗やアクシデントが起きると自分のせいにしたり、落ち込んでしまったり、イライラしたりしてしまいますが、アクシデントや失敗が起きるたびに新しいことを知ることができ、得をした気分になるようになったのです。

飛行機の予約、ホテルの予約、電車、路面電車の乗り方、バスの乗り方、レストランでのオーダーなど言葉がわからないことで普段何不自由なく利用しているものでさえも大変な不便さを感じました。

もちろん空港に着いて白タク(ぼったくりタクシー)に囲まれた時や孤独を感じた時、なんで自分はここにきたのだろうと少し後悔したことは間違いありません。

なにしろ旅の道中で思い通りには進んだことはほとんどありませんでした。

しかし問題が起こる度、解決に向けて私に手を差し伸べてくださった方々がいました。

現地のイタリア人の方々(老若男女)、コスタリカ人夫婦、スイス人カップル、バングラデシュ人移民の方、フランス人のデザイナー など10カ国以上の方々です。

この旅を通じて国籍や背景に問わずたくさんの人に出会い、温かい恩恵を受け私は心が熱くなりました。

旅の途中現地のイタリア人から言われた言葉で最も印象に起こる言葉があります。

それは気温40度を超える中イタリアのど田舎でクレジットカードが上限に達し、現金も5ユーロ程しかなく途方に暮れた時のことです。埒が明かないので私はお店の人にタクシーを呼んでもらうことにしました。

そこで到着したタクシーの運転手さんにお金がないことを伝え、でも＊＊＊駅にどうしても行きたいと伝えると彼はかわいそうな僕をみて駅まで送ってくれました。

そしてローマ行きの特急のチケットを買ってくれ、電車は二本後の電車！少し遅れてるけど最初に来るのはダメだぞと優しく案内してくれ仕事に戻っていきました。

その後彼は仕事に戻り、私は1時間ほど一人で電車を待っていました。

するとホームに先ほどのタクシー運転手が再び現れ “まだいたか、良かった。心配で見にきちゃったよ” と言いながら私を心配しにきてくれ、水も買ってきてくれました。

そこで、私は彼に、どうしてそんなにも優しくしてくれるのかと彼に聞きました。

すると彼はこういったんです。

” 俺も過去に日本人に助けてもらったことがるからそのお返しだよ。そして俺だけじゃなく他のイタリア人が旅行や留学に初めて日本に行った時必ず日本人助けてもらっている。我々の祖先も同じ。俺らは同じ人間だろ？だから今日はたまたま君を助けただけ。君もこの恩は誰かに返してあげて”

この言葉を聞いた時、心の中に何か新しいものがスッと入ってくるのを感じました。

私は日本人でありで日本にしか住んだことがなく、“人”について考えるとき、なんとなく “日本人”と“外国人”という大きな枠組みに分けて考えていた自分に気づきました。

外国人というワードですが当然私も日本の外に出れ私も外国人という言葉に当てはまるのですが、

外国人＝ “日本人以外の国籍の方” という勝手なイメージが私の中にあったのです

特段日本人だから特別扱いという意味ではありませんが、日本人とその他の外国人という認識がありました。 (説明がうまくできず申し訳ありません汗)

その壁が一気になくなったのです。同じ人間 というフラットな立場で国籍問わず助け合うことを身近にふれ、この地球という世界に196カ国という数の出身地を表すアイデンティティが存在するものの、

この地球は私たち同じ人類が住んでいる一つ国と考えることで、国籍問わず助け合ったり、国籍問わずさまざまな人々に対し当事者意識を持って接することができるのではないかと思いました。

私が生きている世界は未知で、世界は私が知らない世界がもっともっと広がっている。そして私はその世界線で生きていきたいと思いました。

それと同時に感じたのが英語の必要さでした。

旅を通じてもっとコミュニケーション取れたらどんなに楽しいだろうか。お話できる会話の幅も広がり、情報交換としてのツールとしても、人間関係、そしてグローバルステージで活動していくにあたってもどれだけのメリットがあるかというのを実感しました。

そしてもっと色々な人に出会いの価値観や考え方に触れたい。英語を話せるようになれば、国籍や背景に関係なく世界の色々な方と話すことができるようになり、自分の知らない世界に触れることができのではないかと思いました。

まとめになりますが

私自身小さい頃から海外に興味があったものの、実際なかなか生で海外に触れる機会がありませんでした。そんな中で大学1年生の夏、図書館で思いついたバックパッカーとして実施した初めてのイタリア一人旅が私の価値観や考え方に新しいスパイスを与えてくれました。

現地でさまざまなトラブルに遭い、家族や友人がいないなか日本語しか話せない私を助けてくれたのは、国籍やあらゆるバックグラウンドに問わず同じ地球に住む世界の人々でした。中でも現地タクシードライバーの言葉は自分の価値観が変わる大きな言葉として残っています。そして自分にとって英語を話すことがどれだけ人生を豊かにするのかを考えるきっかけになりました。

世界の75%以上の方々が少なくとも母国語もしくは第二外国語として話している英語。その英語を話すこということがどれだけ可能性を広げられるかを考えるとなんだかとてもワクワクしてきます。

次回は旅を通じ価値観を変えた私が実際に留学を意思決定してからオーストラリの大学進学するまでの道筋を紹介できればと思います！